コラーゲン生成を促す働きをするヒト真皮細胞培由来養液。ヒト真皮細胞由来培養液の特徴、美容効果、製造方法からリスクまでを詳しくご紹介します。
ヒトの表皮の下にある真皮の中に存在する線維芽細胞を、無血清かつ無抗生物質の環境で数日間培養し、その培養液のみを取り出したもの。線維芽細胞は、自身も分裂し、コラーゲン繊維や基質なども生み出す幹細胞の一種。ヒト由来の成長因子を含むため、真皮細胞の受容体の活性化、細胞膜の保護、細胞の成長作用などが見込まれます。
参照元：株式会社コレイン公式HP https://ccorein.jp/pdf/hitoseni.pdf
肌のコラーゲンやエラスチンなどの生成を促すヒト真皮細胞由来培養液。そのため、肌のうるおいやハリを与えます。
薬機法と言われる「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」の第2条で、「生物由来原料、生物由来製品」を定義。そこでは、生物由来原料基準を守ること、品質や安全性を確保するための製造方法などを定めています。
ヒト真皮細胞由来培養液は、細胞そのものは入っておらず、培養液のみ。これ自体は、除菌処理なども施され、不純物を取り除いた状態のため、ウイルス感染などのリスクは比較的低いと言えます。
しかし、この培養液の原液ではなく、「培養液エキス」を使用しているのがヒト幹細胞コスメ。培養液エキスとは、原液の培養液に水やアルコールを入れて薄めたものを指します。この薄めているアルコールや添加物等の成分により、アレルギー症状が出る可能性も。
健康な成人女性ドナーの真皮細胞を採取、培養して培養液を抽出します。医薬品等の品質管理基準である、『GMP』に準拠したクリーンルームで細胞の培養を実施。生産過程で何度もスクリーニングテストを行いウイルスや細菌感染をしていないか確認をし、安全性を高めます。
こうしたヒト幹細胞コスメの製造では、原料選定から研究開発、そして培養までを一貫して自社で製造する会社もあります。自社製造する会社では、配合する培養液の種類や濃度など、それぞれの要望に合わせた提案が可能。また、オリジナルの原料を開発し、申請や登録をすれば、「日本初」、もしくは「世界初」の付加価値をつけることもできます。
真皮の中にある線維芽細胞を培養して抽出するヒト真皮細胞由来培養液。表皮よりも内側に位置する真皮に働きかけてコラーゲンなどの生成を促すので、肌にうるおいを与えてすこやかに保つ効果をもつコスメをつくりたい方におすすめです。
ヒト真皮細胞由来培養液を
使ったコスメを作りたいなら
幹細胞化粧品のOEM・ODMの会社まとめ
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（※）出展方法によって有料となる場合もあるようなので、詳しくは直接OEM・ODM会社にお問い合わせください
【選定基準】
2022年11月8日時点、Google上で「幹細胞化粧品OEM」と検索をし、幹細胞化粧品の取り扱いがある会社43社を調査。
43社中、生産だけではなく、製品企画・開発・設計からお願いできるODM会社および、公式HPで同等の記載があった会社をピックアップ（12社）。
さらに、OEM製品を納品後も販促支援までしてくれる会社に絞り込み、「ヒト幹細胞」「ヒト×植物幹細胞」「植物幹細胞」でおすすめの会社を下記の基準で選定しました。