幹細胞化粧品OEMの原料として挙げられる動物幹細胞とはどのようなものなのか、その種類とヒト由来幹細胞・植物由来幹細胞との違いについてまとめました。
動物幹細胞とは、その名の通り動物から採取した幹細胞を指します。幹細胞化粧品OEMの原料として良く使用されるのは、羊・ブタ・馬といった動物。これらの動物の胎盤・毛根などから採取した幹細胞を用いて作られる幹細胞培養液が、化粧品の原料として使用されます。
とくに利用頻度が高いとされるのは幼羊の毛根や胎盤の幹細胞で、これは人間の皮膚幹細胞に近いと考えられているため。他の動物由来の幹細胞に比べると、アレルギー反応といったトラブルが起こりにくいとされています。
植物由来幹細胞とは、リンゴ・バラ・アルガンツリー・ヤマニンジンといった植物の幹細胞。植物の幹細胞は、厳しい環境下でダメージを受けた細胞を再生させる力を持っており、とくに細胞分裂が活発な根の先端・茎の付け根・種子内の胚といった部位に多く存在しています。
この植物由来幹細胞から抽出されたエキスの中には抗酸化作用・保湿作用に優れたものがあり、化粧品OEMの原料として利用されるケースが多くなっています。
化粧品OEMで使用されるヒト由来幹細胞とは、人間の皮下脂肪から採取した脂肪由来の幹細胞を指します。
この幹細胞を培養する際に分泌される成分(培養液)には、上皮成長因子(EGF)や細胞増殖因子(FGF)といった成長因子(グロースファクター)、情報伝達物質であるサイトカインといったたんぱく質が多く含まれているのが特徴です。
ちなみに、人間の細胞表面には特定物質のみの情報を受け取るレセプター(鍵穴)があり、ヒト由来幹細胞はその鍵穴に合致するリガント(鍵)を豊富に含んでいます。植物由来幹細胞には、そのリガントが含まれていないのが大きな違いとなります。
化粧品OEMの原料として幹細胞を使用するなら、その効果だけでなく安全性にも気を配るべき。当サイトでは、より多くのユーザーに安心して提供できる幹細胞化粧品OEMを手がけている会社をご紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。
化粧品OEMの原料として用いられる動物幹細胞は、羊・馬・ブタなどから採取されますが、いくら人間の皮膚幹細胞に類似していると言ってもやはり別物。場合によってはアレルギー症状が出る恐れもあり、国内ではあまり取り扱われていません。
また、原料を抽出する動物がどのような環境で育っているのか、ウイルスや衛生面の管理は十分になされているかといったチェックも重要となります。
羊膜は母体の中で胎児を包み、羊水を保っている薄い膜のことです。羊膜に関する研究結果から、羊膜は高い再生能力を有することが明らかにされています。そのため、医療分野や美容分野で肌の再生能力を促進という点において期待が寄せられています。
動物幹細胞を用いた化粧品は日本国内では一般的ではなく、主に取り扱われているのは「ヒト幹細胞」および「植物幹細胞」です。安全性や衛生面といった観点からも、この2種類の幹細胞を利用するのが現実的と言えるでしょう。
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(※)出展方法によって有料となる場合もあるようなので、詳しくは直接OEM・ODM会社にお問い合わせください
【選定基準】
2022年11月8日時点、Google上で「幹細胞化粧品OEM」と検索をし、幹細胞化粧品の取り扱いがある会社43社を調査。
43社中、生産だけではなく、製品企画・開発・設計からお願いできるODM会社および、公式HPで同等の記載があった会社をピックアップ(12社)。
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